佐藤妹子の備忘録

鬱病7年無職の生活。

上を向いて歩こう

東京行昼高速バスに乗るため、7時すぎに家を出て駅行きのバスに乗った。駅は遠足というのか、校外学習というのか、プチ修学旅行というのか分からないが、おそらく富山県の中学生でいっぱいだった。なぜ富山県と判断したかというと語尾が北陸のそれだったからだ。バスターミナルを埋め尽くす田舎中学生を横目に見つつ、私は朝食のパンを買い、高速バスを待つ。

ふと下を見たら左右の靴が違った。

 

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現代社会は他人に無関心だ。自分が1時間気づかなかったものに他人が気づくわけはない。ここは21世紀のJAPANだ。きっと誰も俺に関心などない。

 

両方とも履き心地のいい靴なので全く気づかなかった。新宿についたら恥を忍んでABCマートに行って、適当なスニーカーを買おう。

就職活動

三月に休学中退を見据えているので就職活動をしなければならない。転勤族の妻になる予定だから(具体的な予定はない)同じエリアで長く働くつもりはないのだが、せっかく世間的に見て高学歴の部類に入るのだし、正社員としての経験は欲しいところだ。あとはパートでもなんでも面白いことができればそれでいい。フリーはコスパが悪いので嫌だが。

 

どうせ既に鬱病なのだから、不動産や金融の営業、底辺ブラックIT土方などでバシバシしばかれて、心身を病んだという大義名分のもとに2年くらいで退職するのも考えた。しかし、まずは自分が面白そうだと思えるところを見てみようと思い(選べる時期ではないが)、とりあえず面白そうなところの説明会を予約してみた。こわい。とりあえず普通のリクルートサイトからあと数社面白そうなところがあれば応募して、障害者雇用の方も検索してみたいと思う。

 

就職活動の何が嫌って、結果が出るのが遅いのが嫌だ。その場で採用決まって欲しい。アルバイトみたいに。

音楽フェス「OTONOKO」に行ってきた

10/2、金沢で開催された中田ヤスタカプロデュースのフェス「OTONOKO」に行ってきた。アイドルから小室まで多彩なジャンルのアーティストが出演したのだが、スタンディングなのでとても近くで豪華なアーティストを見ることができ、とても良かった。   

 

特に良かったのはやはり小室哲哉中田ヤスタカきゃりーぱみゅぱみゅだ。小室は懐メロmixをプレイするDJだったのだが、EZ DO DANCEget wildなどの小室ファミリーの楽曲で、我々観客のボルテージは最高潮に達した。でんぱ組などのアイドルではオタクしか盛り上がれないのだが、やはり小室は遍く盛り上がらせるセンスを持っている。伊達に生きていない。

 

中田ヤスタカはデビューも2000年以降と若手だが、最近は北陸新幹線金沢駅のホームメロディやリオでの東京オリンピックCMを監修しており、実力のあるアーティストだ。DJも他の出演者とは違い、冗長な印象を持たせなかった。

 

きゃりーぱみゅぱみゅは想像の5000倍可愛かった。MCも可愛かった。楽曲も「つけまつける」や「にんじゃりばんばん」など、きゃりーをあまり知らない人でも少しは聞いたことがあるだろう、ノリやすいものだった。

 

フェス全体で残念な点をあげるとするならば、DJの時間が比較的長かったことだ。歌詞がなくアップテンポな曲は、ノリやすいが時間が過ぎるのが遅く感じるし、飽きやすい。また、曲と曲の合間に「ありがとうございました」的なジェスチャーをしたのにまた曲が続く、ということが何回もあったため、正直まだ終わらんのかい!となってしまった。その後のでんぱ組が3,4曲で終わってしまったため、でんぱ組オタクたちは2時間ほど長々と待たされて20分ほどのパフォーマンスしか見ることができず、でんぱ組が終わった瞬間会場をあとにするオタクもいたほどだ。

 

9時間ほど立ちっぱなしだったため、7時間を超えたあたりから足が痛くなってきた。帰ってくると脚全体がとても浮腫んでいたため、湯船に入ってほぐしまくった。おかげで今日はなんともない。