鬱病無職がちょっとだけ労働してみた。
目のかゆみが春の訪れを感じさせてくれます。無職です。
そろそろあたたかくなってきたし、なんだか精神の調子もいい感じなので短期バイトをしてみました。もともとお金を稼ぐのは大好きなので、短期ならいけると思ったんです。
というわけで数日間だけ、品出しのバイトをしてみたよ。
結果・・・労働はゴミ。社会はクソ。
私は数週間前に購入した活動量計(appleWatchとかfitbit的なやつの総称です)misfitを足首につけており、これにより運動や睡眠を数値で出すことが可能です。詳しい数値を出すと本気を出したらいろいろ特定するのが可能なため出しませんが、今回の数日間の労働によって得たものはわずかな金だけです。
労働は一見健康的であるように見えますが、まったく違いました。
あまり歩かないタイプの労働(レジとかデスクワークとか・・・)は慢性的な睡眠不足、運動不足を引き起こします。歩数が圧倒的に減る。
労働する→大して動いてないくせになんか一日頑張った気になるのでモリモリご飯を食べる→寝る→朝早いので睡眠不足になる→振出しに戻る
の悪循環が発生します。これにより体重はフツーに増えます。労働で痩せると思ってたらフツーに増えた。許せねえよ社会が。労働後はなんかやりきった感じからアイスとか食べちゃいますが、私の測定結果によると、「無職が30~60分のウォーキングやジョギングをする」ほうが「7時間労働する」よりも消費カロリーと歩数が大なりでした。無職のほうが健康的です。
また労働後はたいして動いてないくせに疲労感がすごいので、「ちょっと外ジョギングしよう」みたいな気分に一切なりません。また、「読書しよう」とかいう気にもなりません。勉強なんてもってのほかです。食欲睡眠欲以外のすべての意欲は消えます。労働は健康に悪いし頭にも悪い。
労働が終わった日と翌日は、それまでの睡眠不足をカバーするかのように眠りました。学生の頃精神科医に「昼間も寝てしまう」というようなことを言ったところ、「それほど疲れているということだ」というようなことを言われたのを思い出しました。
こんな短期バイトですらクソ疲れる、やっぱり自分は社会不適合者なんだなあ、としみじみ感じながらfacebookを開いたところ、高校の同級生の、クラスに一人くらいはいるめっちゃ明るくてうるさいドチャクソ陽キャの運動部女子が、鬱で仕事をやめていました。
あんな明るい娘でも鬱になってしまうこの社会が、とてもおそろしくなりました。
やっぱり労働って、社会って、ゴミ!!!
【社労士いらず】鬱病で障害年金を請求するコツ【自力】
twitter見てたら「障害年金落ちた・・・病む・・・」みたいな知らんメンヘラのツイートが出てきてなんだかイライラしたので書く。勢いで書くのであとから加筆するかもしれません。質問もどうぞ。
私は20歳前に発症した鬱病で、学生時代から障害基礎年金を支給されている。
鬱病で年金を取るのは、どうやら結構難関らしく、私もソーシャルワーカー(後述)に、「出してもほぼ通らないですが本当に出しますか?」というファイナルアンサー?意思確認を受けた。守銭奴なので普通に出したら受かった。その後数回更新しているが、一度も停止にはなっていない。イェイ。巷には「社会保険労務士に頼まないと落ちる!!!!!!」とかいうガセ情報があふれているが、月に6万しか貰えないものの請求のために社労士に10万も払ってたまるかという強い意志が大事だ。私は鬱病でも自力で年金受かりました!!!!!!!!!!!!!!(威圧)
精神障害で障害年金を取るのは結構難関らしいのだが、実体験をふまえてhow to getを書いていきたい。ちなみに筆者は鬱病無職月に二回くらい希死念慮が湧き年に一回くらい自殺企図します。ブログは結構元気よく書いているが、年金を貰えるレベルの社会的にわりと重度な鬱病患者です。これより軽症の方々には参考にならないかもしれない。
0.そもそも受給資格はあるのか
これ大事。精神障害で年金を受けられるのは「就労不能」と診断されていて、なおかつ就労していない人間だけだ。ここが知的や身体の障害者と明確に区別されるところで、彼らは障害者枠で働いていても年金は貰えるが、我々は貰えない。しかし、就労不能といっても、週数日、数時間程度で年収ウン十万のアルバイトくらいなら問題ない。てかそれでアウトになってたら普通に死ぬだろ。生きていけねえよ。所得額よりも、「週5フルタイムで働けるか」が重要視される。申請時点で働いてる人間は、退職予定じゃない限り結構厳しい。退職してから申請したほうがいいんじゃないすかね。
あと初診日から1年6か月経ってないと障害認定されないから、まだの人はそれまで待機してください。
1. 病院選びから戦いは既に始まっている
障害年金を取るために重要なのは、病院選びだ。ここからすでに運命は分かれている。
ではどのような病院を選べばいいのか?私は転居が多いのだが、病院選びの際には以下の点を重視している。
1.1 ソーシャルワーカーがいる
ソーシャルワーカーは、手帳を取る際や年金を請求する際など、社会福祉制度を受けるときの手続きを手伝ってくれる。具体的には相談に乗ってくれたり、書類の下書きをチェックしてくれたりする便利な存在だ。私も初めて年金を申請したときはお世話になった。
ソーシャルワーカーはだいたい「医療福祉相談室」「地域連携室」「地域医療センター」みたいな機関に所属している。気になる病院をgoogleで「病院名 ソーシャルワーカー」とか「病院名 社会福祉士」「病院名 地域連携」とかで検索すればよい。ちなみに大きめの病院じゃないといない。
ソーシャルワーカーがいれば、その病院は社会福祉をアレしてくれるという意思がある病院なんだな~~ということになる。
1.2 医師に障害年金用の診断書を書いた経験がある
これは超大事だ。障害年金の診断書を書いたことがない医者だと、こちらの状態をきちんと確認、忖度せずに適当に書いてしまう。障害年金申請用の診断書には、日常生活のあらゆる項目について「できる」「助言があればできる」などのレベルチェックがあるのだが、きちんとヒアリングせずに適当なことを書いてしまう医師がいるので注意だ。すべての項目を医師またはソーシャルワーカーがしっかりヒアリングして一緒に診断書をつくってくれる病院がベストだ。
とはいうものの、経験の有無は医者に聞かなきゃわからない。これを手っ取り早く調べる方法は病院の書類作成料金を検索することだ。「病院名 診断書 料金」などでググれば、だいたいの大病院は独自のページがヒットする。そういう記述があるということは、少なからず年金だの手帳だのの診断書作成のノウハウはあるということになる。
上記2項目をクリアしていない病院、医者のもとで年金を請求するのは正直難しいと思う。端的に言うと医師一人看護師一人の「ふわふわタウンおきもちクリニック」よりも大病院のほうがここらへんはしっかりしている。大病院は、社会福祉制度と地域の病院をつなぐ地盤の上にしっかり立っている。ロイズの生チョコが食べたいときに町内の駄菓子屋に買い物に行くやつがいるか?ロイズが食べたければ百貨店に行くべき。障害年金受給のためにはしっかりした病院を受診するべき。
おばあちゃんにジャンプ買ってきてって言ってもおばあちゃんよくわからないからジャンプSQ買ってきちゃうんです。ふわふわメンヘラクリニックに年金診断書頼んでもお医者さんよくわからないからよくわからない診断書が出てきちゃうんです。
2. きちんと自分の状況を伝える
診断書作成の際は、日常生活のあらゆる項目についてレベルチェックされる。ここで自分の状態を正確に伝えることが大事だ。できないことはできないとはっきり言う。
これなんかを参考にして、できるできないをはっきり伝えられるようにしよう。喋るのが苦手なフレンズは、状況を詳しく書いた紙をお医者さんに渡してもいいね。
3. まとめ
上記に注意して申請してみましょう。自撮りゆるふわアイコンの人間は絶対受かんないから自己肯定感マイナスにしてから出直すか、頑張って働きましょう。