佐藤妹子の備忘録

鬱病7年無職の生活。

おへやさがしとおひっこし

なんやかんやで新居が決まり、今日引越しの見積もりを終えた。ヤマトの単身パックにするつもりだったが、書籍が多いのでトラックにした方がトータルで楽ということになり、そういうことになった。

 

新居の広さは現在の部屋の半分、家賃は2倍以上だ。東京の土地はやはり高い。都心の駐車場を借りるだけで裏日本だったら南向き8畳1Kに住める。決してこれは冗談ではない。初期費用だけで預金残高がゴリゴリ削られていくし、入社まで家賃補助もないのが辛いところだ。

 

裏日本はいつも通り荒天なので、現在も強風で雨粒が窓に打ち付けられているが、このクソ天気ともあと1ヶ月でお別れと考えると感慨深い。今年はあまり雪が降っていないのでラストイヤーとしては少々物足りないが、来週からに期待する。

 

 

年末年始

12月のはじめから、主治医には年内だと言われていた。本当かよと思いながら過ごしていたが、本当にギリギリ年内に逝ってしまった。

 

100歳近い曽祖母が亡くなった。幼少期は一緒に暮らしており、初ひ孫としてたいへん可愛がって貰った。大学進学で地元を離れてからも、帰省できるときにはなるべく帰省し、会いに行くようにしていた。

先月はじめに最後に会ったときはもうゆっくりとしか話せなかったが、わたしに対し「これでおわり」と言ってきた。「何言ってるの、また来るからね」と返したが、やはり本人が一番自分の体を分かっているのだろう、それでおわりになってしまった。

 

弔辞は結局妹が読んだ。彼女は曽祖母とは共に暮らしたこともなく、元気だった頃の思い出があまりないため、エピソード的には微妙であまり御涙頂戴できなかったが、思っていたよりちゃんとやってくれた。もし私がいつか他の弔辞をする機会があるなら、「坊主をも泣かせる弔辞」を目指したいと思った。

 

会場で一番泣いていたのが私なのだが、親に「あんた泣きすぎ、薬キメてんのかと思った」と言われた。ひでえ。

 

曽祖父が亡くなったのは10年ほど前なのだが、今回の葬儀はそれより随分と派手というか豪華だった。司会というかナレーターが「なんちゃらかんちゃらの風吹き、寂しさのなんちゃらな12月30日、曽祖母さんは旅立たれました……」といった調子で故人の人柄や生い立ちをナレーションしてくれたのだが、正直長いしいらないと思った。

 

それはそうと、元日から腹の調子が悪い。帰省する新幹線の中で年越しそばを口から便器に召喚してからというもの、腹痛や下痢に襲われている。おかげで今年の正月は、太らなくてすみそうだ。

 

婚約について

自分は基本的に誰も信用していないし性悪説推しなので、契約とか法的なアレがない限りは何が起きるかわからないと思っている。

 

婚約に関しても同じだ。ただ単に交際しているという状態は互いの行動を制御できるものではない。制御しているものがあるとすればそれは個人の倫理だ。私はその倫理を信用していないため、婚約する前は何があってもまあしょうがないやろ、と考えている。

しかし婚約したのちは違う。婚約という行為は法的なものではないのだが、婚約後に不貞行為をはたらいた場合さまざまな賠償の請求が可能になる。

自分は法律に詳しくないのだが、ただ「結婚しょ!」と言い合ってるうちは婚約したとは言えないらしい。両家に挨拶に行ったり式場を予約したり、婚約の公然性が必要らしい。

 

とりあえず男女関係において安心安定が欲しいならば婚約しろということ。あー誰も信じられねえ。婚約してえ。