佐藤妹子の備忘録

精神障害者のメモ。

シェムリアップでハッピーピザを食す【前編】

カンボジアでは、マリファナを食べることは合法らしい。もしかしたら本当は違法なのかもしれない。どちらにせよ、「カンボジアにはブラックペッパーのごとくマリファナの粉末をぶっかけた通称ハッピーピザを提供する店がある」ことは事実である。

 

事前に調べた情報では店員に「Are you happy?」と聞かれ「happy」と答えるとハッピーピザが、それ以外を答えると普通のピザが出てくるとかなんとかかんとか。合言葉式、カッケェじゃねえかよ……

とにかく取材班はその謎を探るべくカンボジアシェムリアップに向かった。

 

シェムリアップはいわゆるアンコール遺跡群がある街で、カンボジアの京都的なところ。ここで外国人観光客が食事を楽しむとなると、だいたい「パブストリート」という飲食店街にたどり着く。

ハッピーを求めてパブストリートをうろちょろしていると……

 

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ドン

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デデドン

 

どう見てもイカれてる看板が目に飛び込んできた。ちなみにもう一軒はあります。

 

ツイッター映えしそうなロゴの「ecstatic pizza」の方に入店。

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それぞれのテーブルの上の照明もこのキチガイスマイル。ちなみに店員さんのTシャツもキチガイスマイルだった。欲しかった……

 

渡されたメニューブックを読む(写真撮り忘れた)。見た限り普通のピザ屋だ。一枚3ドルくらいからある。安い。しかし看板にもメニューにもhappyのハの字すら書いてない。テーブルの上の胡椒と見せかけてハッピーが置いてあったりするのかと思って確認したけどそんなことなかった。

「ここで本当にハッピーピザが食えるのか?」

取材班に一抹の不安がよぎるが、きっとあの合言葉が出てくるんだ!そう信じて注文する。

「ハッピーの素材の味がわかるやつにしよう」ということで、チーズとトマトだけのシンプルなピザと、店名である「ecstatic pizza」の名を冠した野菜たっぷりらしいピザを注文。また、ハッピーになった場合その原因がハッピーだと特定できるよう、アルコールは無しとした。

そんな感じで店員さんに注文したが、あの合言葉を聞かれない!自分から言わなければならないらしい。

 

僕「Can we be happy?(ハッピーになりたいでちゅ)」

店員さん「ハッピーはタダじゃないよ、ティースプーン1杯で2ドル」

僕「okok」

同行者「two happy please.(2枚ともハッピーにしてけろ)」

 

TOEIC5点並みの英語で注文を終え、我々はスラムの話などをしながらハッピーピザを待った。

しばらくすると……

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これが……ハッピーちゃんですか……

 

明らかにティースプーンマシマシなので値段に怯えつつ、いざ実食!いただきます。

 

これは……お茶っぱです。

ピザの上だけでなく中にも葉っぱが入ってる。そして大麻草といえど普通の葉っぱである。即ち味はお茶っぱと一緒だ。

ピザの上と中にお茶っぱが入ってる……

これが率直な味の感想である。お茶っぱだから苦い。ピザ自体は普通に美味しいのに葉っぱ部が苦い。

ピザ自体はマジでおいしい。普通においしい。生地がふっくらしてなくてどちらかというと薄いほうのピザ。クリスピーっていうんでしたっけ、なんかああいうかんじのやつです。

トマトとチーズのほうはハッピーの苦みが勝っていて葉っぱの味だったけれども、ecstaticのほうはホウレンソウなど野菜がたっぷりだったので葉っぱの苦みが目立たなかった。取材班満場一致で後者のほうがおいしいと感じた。しかしなんだこれ。なんなんだこれは。葉っぱだらけじゃないか、俺は青虫か?

 

ネットで調べたところハッピーの効果は40〜60分後に現れてくるらしいので、雑談などしながら待つ。

 

本日はこれまで。【後編】に続く!

 

 

 

 

 

カンボジアのSIM事情

カンボジアにいました。もちろん現地でSIMを買います。

カンボジアでは毎回Smart社のSIMを使っていますが、国内シェアNo.1はmetphone社らしいです。

 

昨夏は3.5GBのネットに何分か忘れたけど電話が付いてて$6だったのだが、そのプランは見当たらなかった。

 

2017年11月現在のネットと通話プランは以下の通り↓

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ネットだけのSIMもありますが、海外ではいつも万一に備えて通話付きにしてるので、ネットのみのプランのほうの情報はわかりません。

 

SIMはこんな感じ

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どのサイズにも対応してます。

 

2枚買ったけどパスポートは一人分でよかった。アクティベーションなどは窓口の人がやってくれます。

ちなみにSIM自体は4Gに対応してるんだけど、シェムリアップ市内は3Gしか入りません!プノンペンとかだと入るのか?シェムリアップしか行ったことがないのでわかりませんが……

 

 

 

 

IT土方は不夜城オフィスで夢を見るか?

やあみんな!今日はIT業界について教えちゃうよ。

 

「SES」という業種について聞いたことがある人はいるだろうか。ない人はそのままの人生を送ったほうがいい。

SESとは・・・「システムエンジニアリングサービス」または「システムエンジニア搾取」。システムエンジニアの能力をサービスするよ!という業種だ。これはかみ砕くと、御社のそのプロジェクトに役だつこの人材を派遣しますよ、ひと月おいくら万円です、というIT奴隷売買のことである。

エンドユーザーの大企業が「なんかうちのシステム使いづらいし変えたいな~」ということになると、まずヌィーシーとかfじ通とかの大手企業が「やりまぁす!」と言うが、すべての作業をそんな大企業でやるわけがない。というわけで作業を細分化して、名前の後ろに「システムズ」とか「ソリューションズ」とか「グローバルインターネットマトリックスパンノタネコネコネ」とかの謎のカタカナがつく子会社に割り振られる。すると作業場所はだいたいその子会社になるわけだが、さらにその子会社がそこから名もなき中小零細に「人を売れ」と声をかける。もちろん、n次請けのnが大きくなればなるほど単価は下がる。

SESというのは、そういった現場に人を派遣して作業させる業者である。

 

「SESの何がいいかと言いますと、様々な現場に行けるので、あらゆる能力を付けることができます!あと、自分が就活で落ちちゃった企業で働けたりします!(笑)」

と、渋谷区らへんにある頭の悪そうなITベンチャーの人事は言う。

 

だ ま さ れ る な !

 

SESはしょせん人売りである。

「本当はダメなんだけど、エンドのA社にはB社社員ってことにしといてね」金のためなら身分詐称だってさせられる。

SESは派遣という性質上自社で労働時間の管理ができない。「基本給20万円(見込み残業代ウン十時間分を含む)」という見込み残業制度をとっていることが多い。エンジニアと派遣先をつなぐSES営業はこう言う、「ウン十時間を超えたらそこはブラックですよ!うちはそういう現場からは社員のことを考えて撤退するようにしています」。つまるところエンジニアは「残業ウン十時間を超えないと残業代が出ない」のに、「ウン十時間超えたら撤退させられる」のだ。一生基本給しかもらえないのだ。ついでに言うとどうせ現場でも残業時間は正当につけさせてもらえないぞ!諦観。現場での「プロジェクトキックオフ飲み会」に自腹で行かされることもあるぞ。南無!

SESはしょせん人売りである。

「未経験者でも安心、充実の研修!」と謳っていても実際は「じゃあこの本進めて、わからないことあったら聞いて」だ。そのあとはどんどん現場に売られていく。

読者諸君は思うだろう、「なぜそんな人間が売れるのか?売れても大変じゃないのか?」

そもそも人売りITの商談はどうするのか。

大手会社が「この言語でこういうことができる人材がほしいよ」というと、そこにSES営業が「うちにこういうヤツいます、どうすか?w」と声を掛ける。ここで登場するのが魔法の経歴書「スキルシート」だ。現場からの近さだけで人をとるわけにはいかない。座間市のプロジェクトにサイコが登場したら誰だって嫌だろう。スキルシートには、「その人がいつ入社してどんなプロジェクトでどんな言語を使って何をしてきたか」が書いてある。SESは売りたい人材のスキルシートを送って、買う方はそれで書類選考をする。ここに一つ闇があるのだが、このスキルシート、

ぜ~んぶ嘘です!

新入社員だろうがなんだろうが関係ねえ、スキルシート上では二年目社員ってことになってます!既に2つくらい開発に携わってます!

さて書類選考で受かると、普通の就活なら面接がありますわな。人買う方もコミュニケーション能力とかを見たいので、一度顔を合わせる必要があります。ここに二つ目の闇があります、

派遣先が採用面接を行うことは、派遣法違反です!

だから面接じゃなくて「面談」をするよ。その中で自分の名前とか今までどんなことをしてきたかをしゃべってもらいます。面接じゃないから。面談だから違法じゃないよ。

この「面談」こそが人売りにおける「商談」だ。売られる商品は、高い下駄を履かせてもらって、自らをアピールするのだ。受かったら晴れて現場入り。本読むだけの研修しかしてなくても一人で現場入りだ。もちろん現場では全然使えないのでボコボコにされる。

 

こうしてSES企業の土方は月60とか100とかで売られていって、住宅手当込み18万くらいで生きていくのである。ピンハネされたお金は基本的に飲み会に使われる。エンジニアと違って本社勤務の営業たちが業後に飲むために冷蔵庫に置いてある酒になる。人を売った金で飲む酒はさぞかし美味かろう。

 

SESは人売りである。人間関係が固定されないのは楽かもしれないが、自分の単価を知ると働くのなんてアホらしくてやってられなくなる。俺は人の酒のためにこんな低賃金で働かされているのか?はい鬱病悪化。

 

そんなわけで僕は会社を辞めました。問題ない、代わりの商品ならいくらでもいる。いつでも中途採用してるから。そんな環境でもまだ売られ続けてる商品のみなさん!

 

「止まるんじゃねぇぞ・・・」