佐藤妹子の備忘録

鬱病7年無職の生活。

過敏性腸症候群がちょっと良くなった話

私は過敏性腸症候群持ちである。自分の症状としては

「腸を押すとグチュグチュ音がなるレベルでガスが溜まっておならが出まくる」

「毎晩とてつもない腹痛で中途覚醒しトイレに20〜40分篭り下痢を1〜2回排出する(出すと腹痛が治る)」

という不愉快極まりないものが挙げられる。とくに2番目の腹痛下痢は最悪で、激痛のあまりトイレで動けなくなり救急車を呼んだことすらある。雪の中担架で運ばれて菜穂子の気分になった。

毛布がかかっているので実際はあったかいのだが、しんしんと雪の降る夜に横たわって担がれるというのは視覚的にはシベリア抑留者であった。もちろん排便するとケロっと治るので、深夜の病院で「こんなに痛がるということは命にかかわるかもしれない・・・!」と医者が焦るも、看護婦さんたちに大人用おむつをセッティングされて摘便してもらって自主規制を大量に自主規制したらたちまち痛みは消え代わりに羞恥心があらわれた。その後タクシーで病院から帰宅したのだが、車中で運転手に「ラージポンポン?」と聞かれナウでヤングな平成生まれには全く意味が分からなかったので寝て起きてから調べた。

ちなみに頑張って下痢をすると高確率で肛門も死ぬのでトイレットペーパーはeveryday13日の金曜日だ。

 

そんなわたくしも最近「過敏性腸症候群がちょっと楽になる」方法を発見しました!

やってることは3つ。

乳酸菌飲料を飲む

・毎日1パックもずく酢を食べる

・食後入浴前にアホアホダンスを踊る

ひとつずつ説明します。

 

乳酸菌飲料を飲む

なんか腸内環境によさそうだから飲み始めた。自分は幼児期乳製品アレルギーがあって牛乳等を飲む習慣づけがされていないので、いわゆるヤクルトのようなものではなく、クロレラのりんご乳酸菌

りんご乳酸菌 8P | 株式会社クロレラ本社|大分県由布市

というやつを飲んでいる。ヤクルト的なやつより安いしヤクルト的な味がしない。ヤクルトの容器に入ったりんごジュース。全国で売っているのかは知りません。これを毎日1本は飲んでいる。

 

ほぼ毎日1パックもずく酢を食べる

これはもともともずくが好きで、もずくを食べていると便秘が軽減されているような気がするのでほぼ毎日食べている。ちなみにいろいろな酢のやつがあるけど私は黒酢。理由はなんか健康によさそうだから。3パック98円なので98円で3日持つ。冷たくてぬるぬるしているものはだいたい体にいいんだ、俺は知ってる。

 

・食後入浴前にアホアホダンスを踊る

私は床に就くとおなかがグルグルしだして腸内をガスが右往左往し、下痢へと至る。よってせめてこの不快現象を入浴前に済ませ、サッパリとして横になりたいと思い、この運動を始めた。これはつまり意図的にガスやら便やらを直腸まで移動させるのが目的だ。ステップは以下。

①4分か5分くらいのノリノリの適当な音楽を再生する

②スクワットをする

③フラフープやベリーダンスをやっているかのように腰まわりをグルグルクネクネブンブン回したりする

④大腸を揉んだりさすったりしてガスや便を押す

⑤曲が終わるまで②~④を繰り返す 疲れたら途中でやめてもOK

⑥トイレに行って排便を試みる

その奇怪な動きからアホアホダンスと命名した。汗をかくので寝る前にやらないほうがいい。

 

この独自に編み出した方法を続けていると・・・

一か月くらい深夜中途覚醒からのトイレ篭り下痢芸に見舞われてない!

もちろん完全に治ったわけではなく、腹痛から排便をすることは一回くらいあったのだが、それも下痢ではなくなったし、ガスがたまっていると感じる日も少なくなった。ここ一か月で腹痛があったのは2回程度、下痢があったのは1回程度。健康な人間は腹痛も下痢もないのだろうが、腹痛と下痢のコンボがないだけで健康になった感は途轍もない。とりあえず毎晩起こされることはなくなったので個人的には効果が出ていると思いたい。

 

というわけで、過敏性腸症候群に悩む方は適当に頑張ってください。上記の方法は医学的になんちゃらされておらず個人の感想に基づいたものですから過信しないように。