ロシアの美味し糧
サンクトとモスクワに行って来た。ツイッターでアンケートを取った結果「ロシア旅行について書け」、とりわけ「飯について書け」ということになったので書く。本当は書きたくない。書くと思い出してしまいお腹が減るから……( ˊ̱˂˃ˋ̱ )( ˊ̱˂˃ˋ̱ )( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
ロシア料理といえばコレ!
ピロシキ〜(о´∀`о)
日本では揚げてあるイメージが強いが、本場では普通のパン。パイ生地で出来たおやつチックなやつもあり、それ専門のチェーン店もあったが、普通のレストランに置いてあるのは中に肉とかキャベツとかが入った惣菜パン的なサムシングだった。ホテルの朝食バイキングのパンコーナーにもいた。
次に有名なのはまあ
ボルシチ(о´∀`о)
外はクソ寒いので温まるぜ。壺でサーブされてくると、最後の方飲むのがキツかった。日本なら壺に口付けられるんですけど……
あと有名どころだとビーフストロガノフは食べました。貴族のストロガノフさんちの家庭料理がメジャーになったやつですね。うちで作るならビーフ佐藤になるのでしょうか。
写真撮り忘れたので代わりにマス置いときます。ロシアは魚好きにはいいところです。朝食バイキングにサーモンとか鱈とかがあります。
朝食バイキングにはもちろん黒パンとか
ロシアのパンケーキ「ブリヌゥイ」があります。これはいわゆるクレープの皮なのですが、私はクレープは皮だけ売ってくれ生クリームはいらねえ派なのでマジで気に入った。ジャムをつけても美味い。
朝食バイキングでは皮だけで置いてありますが、街中のブリヌゥィ屋さんではサーモン入りとかイクラ入りのおかずっぽいやつも売ってました。あの甘い生地にサーモンは合わない気がしますが、なんか違う生地使ってるんですかね。
飲み物としてはまずヴォドカが出て来ますけどまあ日本でも飲めるからスルーします。
(о´∀`о)クヴァス!
黒パンとかライ麦とかを発酵させた飲み物で、夏の風物詩らしい。3月に行ったからかレストランに聞いても無いことが多かったのだが、一軒だけ提供してくれた!
( ˘⊖˘)。o(黒パンを発酵させるってどういうこっちゃ
と思うが、飲んでみると「黒パンだ……」という感想しか出てこない。黒パンなのだ。黒パンとしか言えないのだ。飲む黒パンだ。お前も黒パンだ。俺も黒パン。宇宙は黒パンだ。そんな気分になる。ロシアの小学校で障害児が机に給食の食べきれなかった黒パンを突っ込んでたらクヴァスになるのかな。そこから宇宙が生まれる。
さて他にもおいしいロシアンスイーツとか食べましたけど、それは置いときます(о´∀`о)
なぜかって?
ここまでは前座なんです。ここから本題に入ります。
それは何かと言うと
ジョージア料理うめえ!!!!!!!!!!!!!!
ロシアにはジョージア料理のお店がたくさんあります。チェーンのお店もあります。これは、スターリンがジョージア生まれ(当時はロシア帝国領)だったかららしい。スターリンに感謝せざるを得ない。正直ロシア行って一番美味しかったのジョージア料理。マジで美味いんだ……
ハチャプリというこのピザみたいなやつは、中にチーズが入ったパンみたいなナンみたいなフォッカチオみたいなピタパンみたいなやつ。新種のプリキュアではない。ああいう素朴な生地系の食べ物が好きな人間は確実に気に入る。マジで美味い。
この奥に見えてるのもハチャプリです。これは全体は目とかラグビーボールみたいな形をしていて、真ん中のくぼみにチーズと生卵があるので、それを混ぜて食べます。こっちのスタイルもおいしい。
トラディッショナルなソーセージ。スパイスがとても効いている。トルコ料理に似ている。キョフテの味が好きな人は好き。
誰がどう見ても小籠包。ヒンカリと云うらしい。味も小籠包みたいな餃子みたいな。酢醤油が欲しくなる。我々は知らずに全部食べたのだが、上のツマミみたいなところは皮が厚いので食べないのが地元流らしい。俺は知らなかったから全部食べたよ。
とにかくスパイスたっぷり!手前のはハルチョーと言うスープで、牛肉と麦のような穀物が入ってた。
ジョージア料理の特徴としては、スパイスとパクチーがよく入っている。先ほどトルコ料理っぽいと言ったが、ジョージアはユーラシア大陸を横断する交易路の中継地にあるため、様々な地方の様々な調味料、食文化を独自のものとして発展させて来たのだろう。
何でこんなに美味しいんだろう?と思い色々検索してみたが、「日本人に合う」
とはよく書かれているものの「何故」日本人に合うのかは分からなかった。
理由はわからんけどとにかく美味しいってこと(о´∀`о)
p.s. サンクトペテルブルクのエルミタージュや日本領事館近くにある「ルスタヴェリ」というお店がマ〜〜ジで美味い。地球の歩き方にも載ってます。店員もgood. 雰囲気 is also good.