佐藤妹子の備忘録

鬱病7年無職の生活。

切手を貼り忘れて投函してしまった郵便物を救え!

びっくりびっくりビンビン!切手を貼り忘れた手紙をポストに入れちゃったらどーしよ?どーする?

 

 

サトイモスは狼狽した。かの必要不可欠な紙片を必ず貼らねばならぬと決意した。サトイモスには注意力が足らぬ。サトイモスは、スラムの障害者である。公的な書類を早急に送る必要があったため、書類が完成して即封筒に入れ、ポストに投函した。しかしサトイモスは、刹那に今おのれの投じた書に切手の貼られていないのを思い出した。

 

サトイモスは困った。いかんせん公的な書なので、一刻も早く然るべきところに届いてもらわねば困るのだ。いちいち切手不足による返送を待っている暇はない。となると集荷時間まであと2時間ポスト前で集配人を待ち伏せるか、集荷されたのちに郵便局に電話し、中央郵便局まで行って料金を払うか。

 

しかしサトイモスは引きこもりであった。一刻も早く家に帰りたいのである。

 

サトイモスはコンビニに行って切手を買った。そしてATMに据え付けの封筒を頂戴し、切手を入れ、

宛先xxxxの封筒に切手を貼り忘れてしまったため、同封の切手を貼って送付していただければ幸いです

住所 電話番号 名前

と書いて折り、同じポストに入れておいた。

 

夕刻、携帯電話に見知らぬ番号から電話がかかってきた。

「佐藤さんでよろしいでしょうか、こちらxx郵便局です。ただいま切手貼りまして送りますので、よろしくお願いいたします」

 

愚者は、ひどく感謝した。