高校の頃だった。 離島に住む母の友人が、生きた伊勢海老を数匹、発泡スチロールのクーラーボックスに入れて家に送って来た。生きた伊勢海老など水族館以外で見ようもない、料理屋でこんな数を頼むほどの身分でもないので、驚き喜んだ。 その日、伊勢海老は…
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