佐藤妹子の備忘録

精神障害者のメモ。

シェムリアップでハッピーピザを食す【後編】

あけましておめでとうございます。長らく放置していた後編を書きます。

 

 

ハッピーを食べてから40分後、同行者Yに異変が!

「なんか酔っ払ったような感じしますね」

だが私ともう1人の同行者Q子には特に何も起こらないので、とりあえずピザ屋から出て有名バー、レッドピアノへと移動。

ピザ屋の会計はそんなに高くなかった。ドリンク含め1人$8くらい。

 

レッドピアノに着くと同行者Yが

「すごく眠い」

「頭が痛い」

などと言い出す。顔は青白く、手が小刻みに震えている。

 

(おいおいカンボジアでハッピー食べて1人だけ死ぬとか勘弁してくれよ……)

健康な我々2人はYの心配というよりか己の保身についての心配をしていた。

 

Yくんが「ちょっと寝ます」と言って自分が頼んだパスタに手をつけずにレッドピアノのテーブルに伏せるので、我々はムシャムシャとパスタを食らっていた。

ちなみに私は何も異変が起きないことにイラつきアンコールビールを飲んでハッピーに追いアルコールをキメた。

 

5分ほど経っただろうか、Yくんが突然起き上がり「うわ〜ヤバかった!どれくらい寝てました?40分くらい?」などと言い出す。数分前とは比べ物にならないほど血色がいい。

「5分くらいだけど……」

「マジすか?!」

Yくんはいわゆるバッドトリップをキメたのであった。「薬物、ダメゼッタイ」などと呟いている。悟ったようだ。

 

一方その頃、ハッピーを摂取してから60分が経過していたが、Q子にも異変が起きていた。

「なんか今すごい幸福」

「あなたたちと話すよりこの幸福に浸っていたい」

と言い捨てて、我々の話しかけをガン無視して恍惚の表情を浮かべている。

 

私には特にこれぞハッピー!!というような症状は出なかった。

何でみんな効果が出てるんだろう。抗鬱薬眠剤五年プレーヤーだから耐性がつきすぎているのだろうか。酒にも強いからダメなのだろうか。

酔っ払った感じと目の奥がギンギンする感じはあったものの、残りの2人のような明らかな異変は起きなかった。

 

Yくんは復活したので、とりあえず翌日北朝鮮レストランで落ち合う約束をして今回はレッドピアノで解散することにした。多幸感に包まれている私がQ子は責任を持ってホテルに連れ帰ることに。

 

Q子はホテルに帰ってからも

「ジェットコースターで落ちる直前のがずっと続いてる」

「風が気持ちいい」

「めっちゃ幸せ」

などと意味のわからないことをのたまい、挙げ句の果てに

「妹子さんお薬ちょうだい」

などと要求してきた。お断りである。

 

ハッピーピザ効能まとめは

Yくん:バッドトリップ

Q子:ベリーハッピー

僕:少し酔っ払った感じ

という結果になりました。

個人差があるね!ということを学びました。