佐藤妹子の備忘録

鬱病7年無職の生活。

そして輝くウルトラ躁 HIGH

今日も夜まで何もしなかった。洗濯物を干すために狭いベランダに出て(これは鬱病患者の中では外出にカウントされる)、カーテンを開け放ってベッドに寝転んで、窓から差し込む太陽で日光浴した(つもり)。

 

夜になると、自分の中の5%の健常者が「温かいお蕎麦が食べたいよー」と言い始めた。95%の精神障害者は「おじいちゃんご飯なら昨日食べたでしょ」と主張した。昨日初めて頼んだ出前で煉獄の中華料理を食べてしまったので、食事に対する不信感が拭えない。今日は安パイで行こうと、最寄りの蕎麦屋食べログを調べると、休業日であった。

そこから2時間ほど、「2番目に近い蕎麦屋に行こうか」「でもあそこは麺が短い」「リトルマーメイドでパンを買ってコンビニでポトフ買ったらどうだ」などと葛藤がつづき、「鬱になると決断が先延ばしになるとはこういうことか、」と悟り、結果上はパジャマの上にパーカー、下だけジーパンに着替え、2番目に近い蕎麦屋に向かうことにした。パジャマの上に厚手のパーカーを着るのは、ポストに行くだけとかコンビニに行くだけの時によく使う手である。鬱病患者オススメコーデ。

 

蕎麦屋に行く前にポストを見たら、

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先月応募した笑点の公開収録の当選ハガキが来ていた。

 

ヤベエ。

 

ヤベエ。

 

奇しくも誕生日前日の収録である。運を使い果たしたかもしれない。ウキウキで会場に向かう途中で事故死するかもしれない。こりゃあもう障害年金は落ちてるね。サヨナラ僕の不労所得

ハガキを手にとってから現在に至るまでずっと口が開いている。ニヤニヤが止まらない。蕎麦は食べたが、つゆが濃かったのと生姜があらかじめ入っていたので微妙だった。その店では冷たい蕎麦しか食べたことがなかったので、ぬかった。

 

そんなことはどうでもいい、蕎麦を食べた後酒とチョコを買って来た。明日から自炊できそうな気がするのでとりあえず納豆も買って来た。笑点パワーはすごい、完全に健康と化した。

蕎麦を食べたのにおにぎりと味噌汁食べたい。その辺走り回りたい。今居酒屋に行ったら知らない人に話しかけまくる気がする。変な奴がいたら殴りかかる気がする。

 

とりあえず明日スーパーで当面ぶんの野菜とか肉とかを買って来て、収録までは引きこもる。外で轢かれたりしたらヤバいから。

 

 

 

久々の大鬱

7月末提出締め切りの障害年金の更新結果がまだ来ず、止まったら完全に無収入になってしまうことを案じて超絶鬱状態にある。死にたすぎてベッドで泣きまくってる。寝ている間はそんなことを考えなくてもいいのでほぼ寝ている。

 

鬱すぎて味覚と食欲が死んでおり、何を食べても以前ほど美味しく感じられないし、以前ほど強くものを食べたいと感じなくなった。お腹は鳴るのだが、何か食べなくてはと思っても食べたいものが思いつかない。無理して何か食べても美味しくない。

2年ほど前から肉や揚げ物はほぼ食べられなくなった。食欲のないときに本来好きなものを食べてもおいしくない、その事象も嫌だしそう感じる自分の不健康さも嫌だし、どんどん食事から遠ざかっていく。自分にとっての食事はもはや楽しみの場ではなく、カロリーを摂取するための生物としての原始的行動に過ぎなくなってしまった。

 

土曜の夜から何も食べていなかったのだが、引越しの準備をしなければならないためエネルギーを得ないとならない。何か食べようと中華の出前を取ったのだが、クソまずい酢豚(豚に衣つきすぎ)とほぼ片栗粉の卵野菜スープ(殻入り)のせいで完全に気持ち悪くなった。吐きそう。年金事務所と本格中華 味鮮館を許すな。