佐藤妹子の備忘録

鬱病7年無職の生活。

ノンタンはエビリファイを飲んでそう

今日はエビリファイについて書こうと思う。

 

エビリファイといえば統失のお薬というイメージが強いが、元気元気ノンタンになるため、躁鬱や鬱にも使われるらしい。

何を隠そう私も2014年の秋頃飲んでいたのだが、私が精神科で処方された薬で唯一副作用の出たのがエビリファイである。どんな副作用だったかというと

 

足がむずむずして走り回らずにはいられなくなってしまった(こういう症状を医学薬学用語でアカシジアという)。

 

「足ッ!走らずにはいられないッ!」

 

エビリファイを飲んだ私は、動かずにはどうも落ち着かず、外から聞こえていたリコーダーだかまあとにかく植物性の笛っぽい音に導かれ、「笛の音がするッ!誰が吹いてるんだッ?!」ご町内を走り回った。俺はノンタンだよ。今思うとその笛の音も現実にあったものなのか定かではない。

その頃はスパのフロントと居酒屋ホールのバイトをしていたのだが、居酒屋はよく呼ばれるからいいとして、スパのフロントはフロントでじっとしていなければいけなかったため、しょっちゅう中のゴミや使用済みタオルを確認、回収に行った。とにかく動かずにはいられなかった。

エビリファイこわ!となったため、3日で勝手に服用をやめ、医師に伝えるとそれ以降エビリファイが処方されることはなかった。

 

……時は過ぎ、2017年4月。

引越しのため転院した先の医師はこう言った。「エビリファイっての出そうと思うんだけど」

エビリファイはやべえ!私は以前アカシジアのSEが出たことを伝えた。SEとはシステムエンジニアではない。サイドエフェクトつまり副作用である。わたしはPGつまりプログラマーである。

 

医師曰く、

その頃のエビリファイは最少で3mgだったが、2016年秋に更に少ない1mgのエビリファイが新発売され、それだと副作用の報告が少ない。1mg出して、もし副作用が出たとき用の頓服も出すので試してみい!(意訳)

ということだったので、岡田准一気分で「いっちょ、飲んでやらんかぁい!」と乗ったのが先月。

 

結果

ちょっと怪しいけど、大丈夫やろ!

 

おわり。

 

 

東京都の障害者手帳がやってきた

転入にあたり東京都の障害者手帳を手に入れた。日本海側の某県の手帳と見た目だけ比較する。

 

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PASMO(まだ障害者乗車証にしていないので、普通のカードと同じものです)と大きさ比較。でかい。長財布でなければ入らないところだった。

 

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これは某県。開くと顔や名前が書いてある。

 

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東京。おや?写真は何処に?

 

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まさかの外側に顔、内側に住所!

 

すぐに本人確認できそうだが、大きさも相まって隠して持ち歩く難易度が上がった。財布から落ちてしまった時に人に見られなどしたら、上になってる面が表でも裏でも「佐藤さん、何か落ちましてよ……あら、やーだ何それ見せてくださる?」とかなってしまうんじゃないか?

障害者手帳に手作りカバーをつける界隈のことは知っていたが、たしかにつけたくなるぞこれは。

 

………というわけで、カバーを作ったわけではないが、

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とりあえず中身の右と左を逆にして、顔写真がある方をこちらに向けておいた。

これで警察手帳のように、表紙を開いたら表紙の裏に写真と名前が出てくる。

住所まで確認されるような場合は顔写真が載ってる紙を引っ張り出す必要があるが、とりあえずこれで凌いでみようと思う。

 

 

障害者手帳で都営交通機関

わたしの中で精神障害者手帳界最強の、東京都の手帳を手に入れた。

 

全国民にとって最強かどうかはわからないが、私が東京の手帳が一番だと思っている理由は、どこにでもあるような手帳の恩恵に加えて、「都内の手帳保有者は都営の鉄道や都内のバスが無料or半額になる」からである。

具体的にどこが無料になるかというと、(コピペ)

・都営交通(都電、都バス、都営地下鉄及び日暮里・舎人ライナー)の全運行区間

だそう。都営は全部無料ということ。

ちなみに半額になるところは、(コピペ)

東急バス、東急トランセ京王電鉄バス京王バス東、京王バス南京王バス中央京王バス小金井関東バスケイビーバス、西武バス、国際興業小田急バス小田急シティバス京浜急行バス羽田京急バス、京成バス、京成タウンバス東武バスセントラル東武バスウエスト朝日自動車立川バスシティバス立川西東京バス神奈川中央交通日立自動車交通新日本観光自動車、大島旅客自動車、八丈町営バス三宅村営バス

らしい。

 

電車社会で交通費無料の恩恵が受けられるのはなかなかありがたい。

日本海側の某県では路線バスが半額だったが、田舎の路線バスはそもそもがとても高い。初乗りが200円など当たり前の世界だ。

一方都内では、都営地下鉄で大手町から北千住まで10km弱あるのに195円。10kmもあると、某県ならバスで500円以上はかかるはずだ。手帳の恩恵で半額になっても250円。しかし都営地下鉄なら、大手町から北千住までが無料。無料である。

 

というわけで、私は都内手帳が最強だと思っているのである。

 

上記の恩恵は、PASMOか磁気券か紙券の「精神障害者都営交通乗車証」を発行してもらう必要があるため、GW中にhttp://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/shougai/nichijo/jousyasyo.html に掲載されている駅の何処かで発行してきたい。